4.5畳に漫画6000冊!新築マイホームの「おうち書庫」全体像とビフォーアフター【第1回・おうち書庫】

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結論(要点)

  • 4.5畳の小部屋に隙間本棚36台+突っ張り本棚2台で漫画6000冊を収納できた
  • 鍵は入り口の壁をなくし床を補強する間取り(詳細は第2回)
  • SE/プログラマーの新米パパが新築を機に約3ヶ月半で完成させた実録

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「自宅に大量の漫画を綺麗に収納したいけれど、スペースが足りない……」

「子どもが生まれたし、自分の趣味の部屋なんて諦めるしかないのかな……」

新築の家を建てるとなれば、広いリビングやおしゃれなキッチンに憧れる人は多いと思います。

でも、私が間取り図を見ながら真っ先に考えたのは、全く違うことでした。

「どうやって、実家の6000冊の漫画を新居に呼び戻すか」

はじめまして、ささささです。

本業はSEやプログラマーで、2025年9月に第一子となる男の子が生まれた新米パパでもあります。2025年11月の新築引っ越しを機に、かねてからの夢だった「自宅に漫画をすべて収納する部屋」をつくりました。

舞台は新居に確保した4.5畳の小部屋。この空間に漫画6000冊をどう収めたのか、その全体像をダイジェストで紹介します。

■ 1. 【ビフォー】あえて「壁」をなくした間取りの仕掛け

ハウスメーカーから引き渡されたばかりの、まだ何も置いていない真っ新な4.5畳の洋室。

真っ白な壁に、空っぽの床。(天井は賑やかですが…笑)

誰でもこの空間を見たときには、「本当にここに6000冊も入るのか……?」と、正直不安になりますよね?

ですが、私には脳内で完全に完成している未来が見えていました。

壁両面に並ぶ本棚、お気に入り作品をダンボールに入れずに管理できる毎日。

そして子どもが大きくなったとき、「マンガべやすごい!」と言って目を輝かせてくれる未来が。

「どうすれば効率よく漫画を収納できるか」を徹底的に考え詰めれば、数字以上の収納力を生み出せると考えていました。

設計段階から取り入れた工夫のひとつが、部屋の入り口側の壁や扉をすべてなくし、廊下と地続きの空間にしたことです。

ドアの開閉スペースや壁の厚みは、空間をミリ単位で使いたいオタクにとっては致命的なデッドスペース(無駄な空間)になります。

「邪魔なら壁を無くせばいい」という発想で、廊下からそのままマンガ部屋に繋がる間取りにしました。

さらに設計士さんにも要望や想定を伝えながら、徹底的な「本棚ファースト」で以下のポイントを詰め込みました。

「本棚ファースト」でこだわった間取りのポイント

  • 壁やドアを無くして廊下からそのままマンガ部屋に繋がる間取り
  • 窓は最小限にして、本棚を置ける壁面積を最大化
  • 重い本棚を置いても大丈夫な床
  • (本棚ファースト関係ないですが)天井のクロスはちょっとした遊び心を

目指すコンセプトは、「図書館にあるような移動式書庫に、少しの遊び心を加えた空間」

ここから、書庫づくりの本格的な作業が始まりました。

■ 2. 【経過】車10往復の運搬と、38台の本棚組み立て

設計が決まり家が引き渡された後は、ひたすら泥臭い肉体労働の連続でした。

4.5畳の空間をフル活用するための鍵は、「本棚の選定と配置」がほぼ全てです。

部屋の中にできるだけ本棚を設置するために、私はJKプラン「本棚革命」(幅16.5cm)を大量注文し、以下のようなレイアウトを組みました。

  • メインの本棚:キャスター付きの「スライド式隙間収納本棚」を奥の壁から隙間なくずらっと両側に計36台。
  • 部屋の仕切り:廊下に面した境界部分に「パーテーション本棚」を2台設置して部屋の区切りにする。
この書庫で使った本棚 & 購入リンク

※詳しい商品レビューと選定理由は第3回で解説しています。

組み立てが必要な本棚の数は、36台+2台=合計38台

自分でも少し無謀だったとは思います。

本棚選びでは、「図書館感」を演出することはもちろん、漫画の収納に適した最小の奥行きで設置数を、そして天井ギリギリまで攻めて縦方向の収納力を最大化できる高さを重視しました。

さらに、実家に預けていた漫画の移動は、父にも協力してもらいながら、段ボールに詰めた漫画を自家用車に載せ、実家と新居を合計10往復して毎週末のように運びました。

本は想像以上に重く、体力的にかなりきつい作業でした。

記念すべき1台目の本棚

作業効率を最大化するため、私は以下のようなループ処理で進めました。

  1. 本棚を数台だけ買って届けてもらう
  2. 週末にひたすら組み立てる
  3. 車で実家から運んできた漫画を、その本棚に「とりあえず」詰め込む

「本棚購入 ➔ 組み立て ➔ 漫画収納 ➔ 本棚購入 」のこのサイクルを、すべての漫画が新居に集まるまで、ひたすら愚直に繰り返しました。

全体の並び替えや整理整頓は、すべての漫画が部屋に揃ってから最後にまとめて行うという戦略です。

果てしない作業量でしたが、少しずつ確実に完成に近づけていきました。

(この時、妻はワンオペ育児で本棚を作る時間を提供してくれました。本当にありがとうございます…!)

■ 3. 【アフター】完成した「おうち書庫」とその後

そして、すべての漫画が新居に移り、最後に整理整頓を終えた現在の我が家の「おうち書庫」がこちらです!

4.5畳という限られた空間の中で、無駄なスペースをできる限り削った書庫が完成しました。

来客にも好評で、自分でも気に入っている空間になりました。

ずらっと並んだ本棚と漫画を眺められる空間が、ようやく手に入りました。

ここで、現在の我が家の状況と、今後のアップデート予定をまとめておきます。

今後のアップデート予定

  • 【ハイハイを始めた息子への対策】 現在9ヶ月の息子は元気にハイハイを始めています!現状はまだ漫画部屋のある2階にはあまり上がってこないため、特に対策は行っていませんが、今後行動範囲が広がってきたら、子どもの安全のためにしっかりとした物理ガード(安全対策)を実装していく予定です。
  • 【蔵書管理アプリ「まんが蔵」】 バーコードスキャンや検索から蔵書を登録・自動集計できるiOSアプリ「まんが蔵」を自作し、App Storeで公開しました。詳しくは第8回の記事で紹介しています。

エンジニアらしく、趣味の問題はコードで解決するスタイルです。

■ 4. 注意:試すチャレンジャーな方へ(お約束)

ここで1点、非常に大切なお話を。

我が家で導入した「隙間収納本棚を両側の壁一面に18台並べる」という力技ですが、これは言うまでもなくメーカーの想定を遥かに超えた『仕様外の限界突破ルート』だと思います。

本来は家具の隙間に1〜2台置いて使う前提のアイテムなので、部屋全体に敷き詰めて高頻度でゴロゴロ動かすような耐久テストはメーカー側もしていないと思われます。

もし「自分もこのスライド書庫システムを真似してみたい!」という猛者がいましたら、床の摩耗、安全面も含めて、あくまで「完全自己責任」での運用をお願いいたします……!

■ まとめ

何もない全開放の4.5畳スペースに、38台の本棚を組み上げ、車10往復で漫画を運び込んだ「おうち書庫プロジェクト」の全体像でした。

「子どもが生まれたから趣味は諦めよう」

「マイホームに漫画を大量に置くスペースなんてない」

そう思っている方に向けて、知恵と工夫次第で趣味とマイホーム・子育ては十分両立できるということを、このブログを通してお伝えできればと思っています。

子どもが生まれて、家を持って、それでも「漫画部屋を作る」。

それは自分のわがままではなく、「好きなものを全力で大切にする姿を、子どもに見せること」でもあると思っています。

さて、これだけの超重量(トン単位!)を2階のわずか4.5畳に詰め込んで、誰もが気になるのは「え、床は抜けないの!?」という点ですよね。

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